本日の 加賀繁投手。
惜しくもあとちょいで勝ち投手という所で降板になりました。
小笠原・ラミレスに打たれた次打席 阿部慎之助を控えての交代劇。
一見すると、如何にも非情に思いがちな交代だけれども、けどあのまま加賀に投げさせて結果抑える事が出来ずにノックアウトさせるのは回避できた。
この尾花監督の決断は決して軽いものではない。むしろ英断と言える。
4年間、巨人で投手コーチを勤め、ジャイアンツ打線を良く知る尾花監督だから出来たタイミングでの継投でもあるだろう。
あと1球…これを守らんがために敗因を招いた例は沢山あると思う。
殆どの采配では1人の投手の勝ちを優先してしまいがちだ。
だが、時にはチームの状況に応じた決断をしなければならない。
目先ばかりに囚われては、とても監督業は務まらない。
私は加賀に対する尾花監督の対応に感謝したい。
勝ちはなくしたけど、少なくともこれで彼の傷口は深くならずに済んだ。
あのまま投げさせていたら、下手すると負けがつくばかりでなく、今後の彼のピッチングにも影響したかもしれない。
ルーキーの彼にとっても、こういう経験も絶対必要なんだ。
最初は四回、五回がやっとな加賀だったのが、ここ最近になって五回以降もいけそうな感じになってきている。
そうした彼の成長を感じ、期待している今日この頃である。
P.S 七回のカスティーヨの走塁は、あれはダメだね(´Д`) あと、武山のバッティングが段々淡白になっているのも 気になる(-.-;)