啄木鳥の森

バードウォッチングと野球とドラマ『相棒』『太陽にほえろ!』『京都迷宮案内』、ドラゴンクエストと本が好きな戯言だらけの啄木鳥です(・◇・)/

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2009.06.29 Mon 12:22

明日で、松本サリン事件から15年という節目を迎えます。




松本サリン事件・・・この事件は本当に色々考えさせられるし、学ぶところも大きい。




行き過ぎた捜査・自白強要・冤罪そして、マスコミによる過剰報道・・・・・






奥が深いので私なんかがこう軽々しく書くのは些か憚られますが、声を大にして言いたいのは、この事件を風化させてはならないということです。




私は、人に余程でない限り、ああしましょうこうしましょうと説教じみたことを言いたくないタチです。




この事件にしても、声高に偉そうなことを言えた性質ではない。




何故なら、例えほんの数日でも、河野さんに対して容疑者扱いの目で見てしまったからです。




翌年の地下鉄サリン事件が生じた段階で河野さんの冤罪が決定的となりましたが、それ以前のあの決めつけた様な不愉快な過剰報道・・・




河野さんをもっとよく見ていれば、明らかにこの人はやっていない、犯人ではないと何となしにも判りました。




けど、例え数秒でも疑いの目を向けたとしても、実際はもっとなんですが・・この、一瞬でも疑念を生じた申し訳なさは未だに消えない。




でも、今となってマスコミのせいにしても、始まらないし何も進まない。




マスコミに大いに原因があるけれども、そうした報道を二度としないことでこの事件の教訓が初めて生かされる。




が、一昨年の高松での殺人事件にて、また同じ事を繰り返しました。




被害者なのに、加害者扱いを簡単にする・・近年がそうだからといとも簡単に当てはめる始末。




一体この国はなんなんだろう・・って呆れましたね。




こんなんでは、いつまで経ってもサリン事件に遭われた方やその遺族の方の思いが浮かばれない。




もう、報道被害なるものが快方に向かってもいいのではないだろうかと、切実に思います。






今朝の『とくダネ!』では、今夜の松本サリン事件を踏まえた特別企画として取り上げられてましたが、河野さんは8年前のインタビューにおいて、こう仰いました。




「加害者やマスコミを恨んでも憎んでも、私の人生をつまらないものにするだけですから」




昨年、最愛の妻を亡くした今でも、その気持ちに何ら変わりはない河野さん。




その際にインタビューに赴いた笠井アナは、今朝涙ながらに思い起こしていましたね。






言葉には出しませんが、この15年の間は並大抵ではなかったはずです。




人間だから、色んな感情が生じます。




河野さんを、偉いとか出来た人だとか一口に言うのも思うのも簡単かもしれません。




でも、それはもうサリンの発生源が確定されたからこそ、思えると思う。




グレーゾーンのままでは、疑いの目が向けられ続ける。




明るみになったのも、教団側が大っぴらに地下鉄にサリンを撒いたからであって、決して捜査機関独自が解決したわけではない。太陽にほえろ!のように事件をちゃんと刑事達が解決するにはいっていない。




それも忘れちゃいかんと思うのですよ。




だって、おんなじことを繰り返してる訳ですからね。




犯人に再犯をさせないように未然に防げなかった警察。




そうした悲惨な事件を生じさせてしまった現代社会。




これでは、いかんと思うんですよね。






けど、河野さんがとてもよく出来た人だというのは確かです。




憎悪からは何も生まれない・・・と教えられてる気がします。




当の河野さんは、何も押し付けもしないし、声高に主張したりもしない。




ただ、いつもどおりに生活して、去年までは妻の介護にただひたすら献身して、これは今朝初めて知ったことですがかつての教団幹部で服役を終えた当時の加害者とも向き合いたいと、ずっと付き合いを続けられている・・・




憎むのも、恨むのも案外簡単な事なのかもしれません。




けど、正面から向き合うのは、簡単な事ではないと思う。




余程出来た人でないと、強さがないと、成し得ないと思う。




河野さんのご家族でも、全員が河野さんと同じように感じてはいないのも、これも至極最もだとも思います。




それだけ、生涯にわたって恨まれても仕方のないことをしたのですから、教団は。




「被害者は、常に真実を知りたいもの」とも仰っていた河野さん。




こうしたまでの事件でなくても、何に対してのマイナスな要素でも本当の事って知りたいですよね。




恥ずかしながら、私は5年前に旅先でひったくりに遭ったんですが、カバンを取り返そうとして頭を殴られました。




余談ながら、このお蔭であの、3月に引退した寝台特急富士号に乗れなかったんですが・・・それはいいとしても。




まあよくも・・って思いましたねー。殴られ所が良かった(?)んで、大事には至らなかったし、荷物も無事だったのだから・・・




犯人は捕まらないままに至ってますが、大分経過した今では、何故ひったくりをしたの?って犯人の動機が知りたいって思います。




知る権利があるとかそうした怒りではなく、ってか怒りの気持ちはもうほとんどなくなり、けど犯罪が増えている日本という国をどうにかならんものか・・って思うのもあり、明らかに治安が悪くなっているこの国が心配。




時には海外逃亡したくなる時もあるし、ホントにどっかに逃げたい衝動に駆られそうになったり・・・




でも、逃げるよりも向き合うことの方が、そうする事によってスッキリすると思います。






今夜9時からのドラマを、事件を思い起こさせながら観たいと思います。




風化させてはなりません。

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1 ■こんばんは
私はサリン事件があったときはまだ小学生だったので、その当時の冤罪の報道などをあまり知りません。。

はさみくわがたさんの記事を読んで、私自身、もっと知らないといけないし、こんな悲しい出来事を風化させないよう、今日のドラマをしっかり観ようと思います!
From:茜 URL 2009.06.26. Fri 19:47 [Edit]
2 ■警察って・・・
人を守ってくれるところではなく、
犯人を作るところだそうです。
今、テレビを見てますが、
そんなセリフがありました・・・・。
河野さんのご家族のご苦労ははかりしれなかったでしょうね。
マスコミに踊らされる自分へのいましめ。として、
やっぱり風化してはいけない事件ですね。
From:さんた  URL 2009.06.26. Fri 22:21 [Edit]
3 ■茜さんへ
あの事件あった当時は、私は大学受験生でした。
丁度、時事問題に敏感な年頃でしたね・・
とにかく、酷い報道だった。
まるで、もう犯人確定かのような、容疑者扱い以上だったです。
けどそれ以上に、河野さんの寛容さに心を打たれ、そんな方を一時でもマスコミに呼応されたとはいえ容疑者として見えてしまった自分が情けなく思いました。恥ずかしい気持ちです(ーー;

最後、涙が止まりませんでした・・・自分は、まだまだだなって。つまんないことで否定的になったり・・わかっちゃいるんですけどねー(汗)
From:はさみくわがた URL 2009.06.29. Mon 12:15 [Edit]
4 ■さんたさんもご覧になっていたんですね・・
妻を亡くした日に「私の中での松本サリン事件は、終わった」という言葉に、すごく考えさせられました。

終わった・・・となかなか言えないと思います。
大概は、終止符をああやって打てないだろうと。
憎む事で、楽になれることもあると思うんで・・・
大事な人を自分はああした形で亡くしたことはないですが、大事な物を目の前で壊された事は、あります。
壊した人に対するマイナスの感情は消えない自分。
河野さんはそれ以上なのに、ちゃんと向き合っている。加害者とも、マスコミとも。毅然と闘いましたね。
日本のマスコミは今でもおかしい所が沢山ありますが、それに捉われるよりも、少しでも河野さんの生き方を見習う方に目を向けることで、亡くなった澄子さん、そしてサリンで犠牲になった方への供養になるのかなって思いました(T人T)
From:はさみくわがた URL 2009.06.29. Mon 12:22 [Edit]
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アメブロから引っ越して参りました、はさくわです(・◇・)/ この度、元の名前の啄木鳥でもう一度ブログをやってみたいなと思い、ハンネを啄木鳥としました。野球シーズンの間は恐らく横浜ベイスターズの記事が多くなると思いますが、軸は日常ネタ中心で書きたいなーって思ってます(^^ゞ

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